William side chair, William arm chair

l-045

ダイニングチェアで、ソファのような柔らかでゆったりとした座り心地を実現できないかと試みた椅子です。弾力性のある座面にキルティングクロスステッチを入れて4分割の意匠を施し、座面に表情を持たせました。当社の木フレームの椅子の背板には無垢板を多く使用していますが、この椅子は背柱と笠木と背貫に囲まれた部分に、柔らかく弾力性のあるウレタンを中材に使用してキルティングステッチを施しています。座面と背もたれの両方にウレタンを使うことで、ソファのような座り心地を実現させました。背中のホールド感をさらに高めるため、後脚は背柱に向かって上へ拡がるように設計されており、背もたれが大きく、ゆったりとしています。また、背柱と後脚の角に柔らかな面取り加工を施すことで、木フレームと張地に一体感を持たせています。

特徴的なアームは、無垢の丸棒で背柱と前脚を繋いでいます。その丸棒は脚の手前で緩い円弧を描きながら前脚に繋がりますが、この前脚の角材とアームの丸棒を如何に自然な流れで繋ぎあわせていくか、何度も形状の在り方を考えました。アームは、背柱と背貫にも繋がっていきます。

線と面の繋がりに完結性を持たせることが、製品の完成度を高め、佇まいに品格を生み出すために必要な要素だと考えています。楽しい物語に起承転結があるように、デザインと技術が集結した私たちの製品の中にも起承転結という完結性を重視して製作しています。この椅子の存在感は、当社の製品ラインナップの中では異質ですが、ヨーロッパのクラシックな印象と日本の古典的な印象を併せ持っています。

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l-046
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品番: l-045 / l-046
サイズ: W544×D554×H782×SH445 / W544×D554×H782×SH445×AH607
フレーム:
背・座:
ファブリック張り(F) / レザー張り(L)
チェアのサイズは、日本仕様とヨーロッパ仕様の2タイプの設定があります。