Sakura Sakura

I-082

 

私たちがこれまで製作してきた、格子が施された椅子の要素を再編集した、「格子の椅子」というテーマの集大成です。全体のアウトラインは大きく変えずに、パーツひとつひとつの形状とその構成によって、全体のバランスとディテールの適度な密度を追求しました。背もたれの格子の棒は、四角でもなければ、丸でもありません。四角棒の場合、連続した角棒が硬い表情を生み、椅子としての全体感に違和感を与えます。丸棒で作った場合は、格子という日本的表現から逸脱してしまいます。そこで、まず四角棒を用意し、その四隅の角を僅かに面取りすることで、四角いシルエットを残しながら柔らかな表情を持たせて、椅子全体のディテールと馴染ませ一体感のある意匠にしました。さらに、格子と格子の間隔は、僅かな隙間の違いで椅子全体のイメージが変わるので、あらゆる角度からの見え方を検証しながら、美しい間隔を慎重に決めてゆきました。

アームは前脚よりも短いハーフアームを採用しました。背柱から前方に伸びる短めのアームはダイニングテーブルの天板や飲食店のカウンターの奥行にも無理なく収まるように設計しています。また、アームチェアは立ち座りの際、椅子を大きく後ろへ引かなければならない製品が多いのですが、ハーフアームは移動幅が少なくて済み、立ち座りを楽にします。

仕上げは白木の表情を生かすソープフィニッシュ仕上げやビーズワックス仕上げ、その他にウレタン仕上げのバリエーションも用意しています。

I-082
I-082
I-081
I-081

 

品番: I-081 / I-082
サイズ: W529×D578×H825×SH430 / W608×D578×H825×SH430×AH615
フレーム
座:ファブリック張り(F) / レザー張り(L)