Struct chair
2025 Collection

Designed by Daisuke Kitagawa

Struct chair は、先人たちへの敬意と適材適所というテーマから生まれました。1940〜1960年代、いわゆるミッドセンチュリーと呼ばれる時代に生まれた椅子のなかには、いまもな愛され続けているものが少なくありません。その時代に生まれた椅子の様式のひとつに「クロームメタルの脚と成形合板の座」という構成があります。構造的な合理性と素材の組み合わせによる美しさを見出したその構成に倣いながら、新たな価値を創出することを目指して生まれたのがこの Struct chair のシリーズです。人を支える部分には強固で安定した金属を、人と触れ合う部分には優しく心地よい木材を用いることで、機能性はもちろんそれぞれの素材による美しいコントラストが生まれました。また、サイドチェアとアームチェアにはスタッキングの機能を持たせました。一見シンプルでありながら有機的なディテールを併せ持つ特徴的な笠木と、金属ならではの繊細な脚部が描き出すシルエットは、日本の道具のように、機能的でありながら凛とした美しさをもってあらゆる空間に心地良さをもたらします。

Materials

ブナ
ナチュラルホワイト
ブナ
スノーホワイト
ブナ
ミディアムグレー
ブナ
チャコールグレー
スチール
クロームメッキ