Izumo

日本には自然を神とする信仰が縄文時代から続いているといわれています。その自然信仰が歴史に痕跡を残すようになったのは今から2000年程前からですが、自然や自然現象を対象とした信仰だといわれています。その信仰を伝承してきている神社は、登録されているだけでも日本全国で88,000社あり、八百万の神といわれるように対象は非常に多彩ですが、石や木・海・川にも神が宿るとして敬い、自然からの恩恵によって人間が与えられた恵みを信仰の対象としていました。

また、今から約1500年前に仏教が中国より伝来しましたが、現在日本には仏教の寺院が77,000以上あるといわれています。神道と仏教は今まで不思議な関係を保ちながら、日本国内で天皇から皇族・大名・庶民に至るまで日本人の生活の大きな支えとなっており、この2つの信仰は不思議な共存を図ってきました。全国各地には社寺仏閣が16万以上現存し、未だにその存在は日本人の日常生活と密に接しているといえます。お正月の神社や寺院への初詣から始まり、誕生や成長の節目・結婚や人生最期の時の儀式を社寺仏閣で執り行い、家族の加護を祈るように、日本人の一生は仏教や神道の信仰に支えられています。

日本人の信仰心は、他国と比べると独自なものですが、その信仰心の深さから社寺仏閣での様々な神事やお祭りごとが、現在に至るまで各地域で受け継がれています。同時に、神事に関わる多くの伝統工芸や伝統技術も残されています。私たちもその技術を受け継ぎ、次の世代に継承してゆきたいと願っています。

日本人の中にある自然信仰には、山や森、そして木や石や水にも神が宿っていると信じられています。私たちも大切な自然の恵みである木から家具を製作しています。このテーブルは、自然を慈しむように、長く大切に使っていただきたいという願いを込めて、両脚を繋ぐ貫は、神社や寺院の建物を支える構造を思わせる大きな部材を用い、力強いテーブルを表現しました。

品番: T-501 / T-502 / T-503 / T-504
サイズ: W1800×D900×H720 ~ W2400×D900×H720
本体: