Sculpture casting bronze table

 

鋳物の技術は主に仏教に関わる仏具や仏像に用いられ、近代ではアートオブジェやモニュメントなどの製造に活かされています。これまでの鋳造は主に1点限りのものを製造していますが、私たちは日本の優れた鋳物技術を、持続的な「プロダクト」や「道具」の製造として取り組むことで産地の技術が生かされ、これまでの産業の方向性をも変えていけるのではないかと思っています。

このテーブルはElliptical cylinder casting bronze tableのデザインを原型とし、くり貫かれた脚部が鋳物であることをより明確に伝え、彫刻的な造形を作り出すことにチャレンジしました。支柱部分をくり貫くことでテーブルとしての大胆な存在感が増したばかりでなく、構造的には2本の柱によって大きな天板を支えることとなり、脚部の振動を抑え、テーブルとして安定感が生まれました。

柔らかい印象を持つ楕円形の天板は大人数がゆったりと向かい合って顔を合わせて座ることが出来ます。楕円形や長方形のゆったりとしたテーブルは世の中にたくさんありますが、ここまで大型で、ブロンズ脚で製作されたものは他にありません。素材の表情は、現代的なデザインのプロダクトを日本的な染めの技術を生かしたブロンズの黒染め仕上げと天板の鉄水仕上げにしました。長い年月によって培われた日本の製造技術と高い美意識によって形にすることができたプロダクトです。

2021年春、発売予定
品番:  T-721.     サイズ: W2400×D1200×H740
品番: T-722.     サイズ: W2600×D1200×H740
品番: T-723.     サイズ: W2800×D1200×H740
品番: T-724.     サイズ: W3000×D1200×H740
ブロンズ : サテン仕上/黒染