Tasogare composition cabinet

物の存在感の静けさを信条とする私たちの製品の中では金箔と銀箔を施す特別な存在の製品です。元々、この金箔を施したキャビネットは仏壇作りの伝統技術から発想を得たものです。日本には古くから屏風に金箔を貼り込み、祭事に使用してきました。

また、金沢を中心として、金塊から極限まで薄くする金箔の工芸の技術によって、美術品や建築などにも金箔や銀箔が古くから使用されてきました。現代の生活空間の中で多くの日本の伝統技術や室礼が失われ、また、古典から新しい活用へと進化してきませんでした。金箔や銀箔の薄さから、貼り込む下地となる木材の木目がそのまま浮かび上がります。自然素材の木目と同調した箔の表情は日本の雅を表現しました。

伝統的な日本の金箔や銀箔を現代的なキャビネットに施すことで、素材による製品の表情の多様性が実現できたと思います。金箔や銀箔を貼る技術は仏壇の職人や漆の蒔絵師の技術によるものです。現代のデザインと伝統的な素材と技術の融合の提案でもあります。家具は移動できる可動家具ですが、同時に空間を彩る背景となる要素を持っています。特に大きなキャビネットなどは屏風絵のような役割を空間の中に作り出します。

品番: C-612T / C-622T / C-623T / C-632T / C-633T / C-634T / C-651T / C-652T / C-654T
C-655T / C-656T / C-657T / C-662T / C-671T / C-672T / C-673T / C-674T
サイズ: W600 ~ 2100×D450×H450 ~ 1600
本体:
扉:
金箔 , ウォールナット – ビーズワックス
銀箔 , タモ – ダークウェンジ
脚:真鍮 – 磨き / 黒染