trifle

trifleはプロダクトデザイナーの北川大輔氏がデザインしたサイドテーブルです。ミラノサローネのサテライトに出展していた北川氏のtrifleは、元々ゴミ箱兼小さなテーブルとしてデザインされました。シンプルで無駄のないデザインでありながら、機能的にはサイドテーブルの用途としてのサーフェイス、そしてもうひとつの内側のサーフェイスはマガジンラックやゴミ箱の要素をサイド面に切り取ったシンプルな造形で実現させています。シンプルで簡潔なデザインによるオブジェクトとしての存在感に加えて、切り取られた開口部のスリット、そこから見える紙であるかのような薄さは、繊細且つシャープでありながらソリッドな印象を持っています。

このサイドテーブルの筒型の本体は、扇型にカットされたスチールプレートを曲げ、その両端を突き付けて溶接しています。さらにスチールの筒に絞り加工を加え、正確な円錐形とする2次加工が施されています。天板と底板のスチールの正円の板を本体の内側から溶接することで、溶接点が表に現れないように配慮されています。このスチールの曲げ加工の精度と絞り型による成型によって精度の高いプロダクトとなりました。

最後に、塗装職人の手吹きの技術が、マットな肌合いを表面から内側まで丁寧に正確に仕上げています。実は、色ムラなく、滑らかに内部を手吹きで塗装することは大変難しい技術でもあります。デザイナーの北川氏を中心にして、金属加工の職人と塗装職人のものづくりチームのリレーションによってこのtrifleが作られています。

品番: DK-001
サイズ: φ350×H450
本体:
スチール – ホワイト / ベージュ / オリーブ / ネイビー / ブラック
Designer:Daisuke Kitagawa