
ぺンタゴン(五角形)という、規則性が定まりきらない不思議な形状に着目しました。
六角形や八角形のような秩序だった多角形とは異なり、五角形には方向性があるようで定まらない、独特の存在感があります。その曖昧さと自由さに、形としての可能性を感じました。
Pentagon は、日本庭園に見られる飛石や敷石の配置思想を起点に、その感覚を五角形のフォルムへと落とし込んだソファーです。あらかじめ動線や使い方を規定するのではなく、使う人の感覚に委ねることを大切にしています。四角でも丸でもない、独立した五角形のモジュールは、きっちりとしすぎることがありません。並び方や間合いによって、会話、視線、居心地は静かに変化し、決まった正解のレイアウトは存在しません。
単体ではひとつの居場所となり、連ねれば緩やかなつながりが生まれ、間隔をあければ心地よい余白が生まれます。飛石のように、人の動きや距離感に過度に干渉することなく、自然なふるまいへとそっと導く。Pentagonは、そんな静かな在り方を目指したソファーです。



























