Nude

透明ガラスの白熱球の光は調光で色温度を下げてゆくと次第にフィラメントの形が現れ、明かりが消える寸前には火が燃えるようなオレンジ色へと変わります。トーマス・エジソンが1879年に発明した白熱球は長い間、近代文明の発展を支えてきた存在であり、時代が変化してもなお変わることのない存在として、人々を照らし続けてきたのがフィラメントを光源とした白熱球です。しかし近年はLED照明の発明と普及によって、この白熱球は消滅してゆく運命となりました。

私たちはこの照明としての機能性だけでなく、白熱球のフィラメントの美しさや乳白色の白熱球の持つ温かな色温度に魅力を感じています。また、フィラメントを包むガラスのバルブの形も魅力的です。水の雫が落ちるような薄いガラスの製作は、昔は下町のガラス職人たちの仕事でした。繊細で薄いガラスを通して光を放つ白熱球と一体となり、シェードなどの付属物のなく余計な装飾を排除した、シンプルで普遍的な電球用のペンダント照明を作りました。ソケット部を内蔵したシリンダーはクロームメッキを施してすっきりとした印象にしています。また、電球のコードを吊りもとにするのではなく、天井に取り付けるシリンダー型のカバーから細いワイヤーを吊ることで製品に緊張感を生み出しています。複数個並べて使用することで美しい光の連続性を作ったり、単体で静かな佇まいを作ることもできる、究極なまでにシンプルさを求めたペンダント照明です。
品番: LP-001A
サイズ: φ50×H80
本体 :
スチール クロームメッキ仕上 (ワイヤー伸縮式)
フランジ :
ABS樹脂 シルバー塗装
白熱電球60W