Moku

空に憧れた魚たちのオブジェ。普段は静かに浮かび、ひとたび風を受けるとプロペラが軽やかに回りはじめ、その穏やかな姿が暮らしの中に優しい時間を運びます。

家具へと姿を変える木材も、端材と呼ばれる小さな木片も、元を辿れば長い年月をかけて育った一本の木です。私たちは、その恵みを余すことなく大切に使いたいという想いから、自社の木製家具の製造工程で生まれる端材を活用するプロジェクトを立ち上げました。木部には国産の栓、山桜、楢の端材を用い、木目の表情を大切にしながら一点一点手作業で研磨した後、自然由来の塗装で素材の色合いを引き出しました。真鍮鋳物のベースは漆を手塗りして仕上げています。素材の選定から仕上げまで、丁寧に重ねられた工程のすべてが、ひとつの佇まいをかたちづくります