Timeline

とてもシンプルに見える構造のTimelineの開発と製作は課題の連続でした。脚が垂直に立ち上がるスツール・ベンチ・オットマンは、脚と木枠の上に適度な厚みのある座面を載せるというシンプルな形状で、当初簡単に出来ると考えていました。しかし、実際に試作に入ってみると、全てのパーツに課題が見つかり、意匠的にも描いていたイメージとは全く違う存在感の試作品が出来上がり、愕然としたことを憶えています。

この製品は座面と脚の2つの分離したパーツを組み合わせるだけのシンプルな構成で出来ています。しかし、それらをそのまま合わせると、とてもプリミティブな印象が強く、製品としての魅力はありませんでした。また、最初に座った時の底当りする感触は、今でも体に記憶として残っています。「単純なものほど難しい」という格言を思い出しました。ひとつひとつの課題を解決しどのような道に進むかによって、この試作の末路が決まります。何度も脚と座枠の意匠を見直し、試作品を鉋やハンドサンダーで削りながら形状の検証を進めました。製品開発のプロセスでは、ほとんどの椅子やテーブルの試作品を自分たちの手を使い木部を削り落としながら、目指すべき場所に向かいます。

ものづくりは初めのイメージのまま出来上がることもありますが、製作を続ける中で微妙な変更をしたり、大胆な方向転換をしながら、蛇行して進んでゆくことがほとんどです。その途中で発見する宝物もあるのです。試行錯誤を繰り返す段階でミクロの単位で表情が変化してゆきます。それは図面では表現しきれない線であり、感触であり、その感触と有機的な曲面はコンピューターや機械では生み出すことが出来ません。プロセスと発見の中にものづくりの醍醐味があります。

この製品の脚と座枠を削りながら、いかに座面との一体感を持たせながら緩やかに良い関係性で融合することができるかを模索しました。座枠の上面のコーナーを緩やかなアール状に削り、座枠の中から座面が立ち上がるような仕様にしています。そして座枠は座面よりも一回り大きなサイズで作りました。薄い座面にクッション性を持たせながら全体の強度を高めるために、小型のポケットコイルを使用して弾力のある座面を実現しています。

Autumn

いつの時代にも存在できて、どのような空間やスタイルにも適合するソファはどういう意匠と構造になるのか?という大きな命題を掲げ、今から15年程前に長い開発期間を経て完成し、その後1度も仕様変更することのなかったソファがAutumnです。石川・金沢で製作しているこのソファの開発過程には色々な試行錯誤があり、メーカーと共に何度も試作を繰り返しながら作り上げました。清潔感のある白い帆布を使い、スカートの裾のような形を持つカバーリング仕様のソファを目指しました。

基本的なデザインはモダンでありながら、クラシックな印象も共存する意匠の中に、ひとつひとつの重要な要素を入れています。ひとつは座面のクッションにフェザーを採用したことです。開発当時としてはとてもハイスペックなダウンフェザーを使用し、ウレタンのようなピンとした張り感ではなく、少しルーズで柔らかさのある中にも、復原力のあるきちんとした座り心地を作り出しました。

全体としては端正な顔つきの上品な存在感のソファを目指し、ルーズ感と緊張感の極みを探りました。もうひとつは、Autumnのアームは背もたれの手前で下に下がり、アームを自立させた意匠にしています。これはアームと背もたれとを繋ぐ部分に引っ張り強度が生じないようにアームと背もたれを分断しましたが、その意匠が背もたれに伸びやかさを与え、独自の意匠性を実現しました。

また、ウォールナットの無垢材の脚と貫が、帆布のスカートの裾から僅かに見えるように計算してデザインしていることも要素のひとつです。このソファは決して小さなサイズではなく、座面は広くゆったりと寛ぐことができ、背もたれのクッション性も適度な柔らかさを保ち、全体のバランスが整ったソファになりました。

このソファは金沢のソファーメーカーで長い間作り続けていますが、今は亡き先代の時代に作ったソファは、その先代の想いとその時の時代性があったからこそ、今も続いています。そのような製品こそ、長期の使用に耐えるデザイン性と耐久性と機能性を獲得するのだと、15年を経て実感しています。今やデザインは作っては壊してゆくように消費される時代となり、モノや自然、そして人間をも消費してゆくことが当然のような世界となっています。長く使えるものこそ本物であり、その答えは自然や使い手が出すと考えています。

そのためには改良すべき点を改良しながら息の長い製品となる考え方を持たなければ、製品を継続して作る続けることはできないと考えています。

McCartney

ソファを構成する要素は限られています。一方、椅子は様々な素材や形態の組み合わせが無限に存在しており、世界には多種多様な椅子が存在しています。日本におけるソファ製造は、木枠を製作して、そこに内部構造を作り、ウレタンやフェザーバッグなどで座り心地の感触を整えた上にファブリックやレザーを張り込みます。もしくは金属の芯材フレームや発泡ウレタンによってモールド成形する方法が採用されています。

McCartneyは、10年以上前に発表されたソファの後継モデルとしてデザインを見直しました。床から立ち上がるような低いプロポーションで、快適性の高いソファのコンセプトはそのままに、背もたれとアームの高さを低くして全体の高さを抑え、広がり感と奥行感を生み出しています。置きクッションのように見える座面と下のベースを一体化させた構造にすることで、隣り合わせに組み合わせたコーナーソファやオットマンが連なり、自ずとホリゾンタルな広がりが生まれるディティールとなっています。

Sバネとコイルスプリングによる適度な座り心地を確保しながら薄く見せた座面は重い印象になり過ぎないように工夫をし、ゆったりと横になれるほどの奥行きを確保しているので、ディベッドとしても使うこともできます。フェザーを贅沢に充填した背当たりのクッションは奥行きの深いソファに快適な座り心地を満たしています。また、両アームにも背の低いクッションを付け、アームをサポートするクッションとしての効果と意匠性としての効果を持たせ、使い方次第でソファの背当てにもなれば、ピローの代わりにもなります。

当社のソファの特徴であるホリゾンタルな印象はMcCartneyの存在によるところが大きく、私たちのソファに対する価値観の定義付けに影響しています。そして、デザイン性と快適性を求めリデザインしながら、これからも長く支持される製品となることを願います。

Transit sofa wood

Transit sofa brassとTransit sofa woodは、無駄がなく、コンパクトで座り心地の良い、シンプルの極みを目指して開発しました。特徴的な意匠を追い求めることよりも、より無駄の無い意匠性と機能性を如何にシンプルにバランス良く両立させることができるかどうか、それがこのソファで目指したテーマです。

ソファはリビングの空間を最も大きく占領する存在です。多くのソファはサイズによってその存在感を示そうとして大きく作られがちですが、実際の居住空間やラウンジスペースでは家具を効率よく配置した、ゆとりのある空間が求められます。この相反するテーマに対して、コンパクトでありながら、さらにソファとして求められる機能性とデザイン性の両面を追求したのがTransit sofaです。

できるだけ全体のボリューム感を抑えつつ、決して貧弱な印象にならないようにアーム、背もたれ、シートの厚みを調整し、座面の内部は小型のポケットコイルを採用することで薄いシートでありながら適度な反発力を持たせて快適な座り心地を実現させました。また、アームから背のラインを水平に揃えることによってコンパクトで無駄の無い印象を与え、アームの内側に僅かな膨らみを持たせることでシンプルなデザインの中に微妙な艶やかさを演出しています。この膨らみによって座った際に身体を優しく包み込むような感触を得ることができ、そして様々な体型にフィットするように、身体を預ける背もたれには可動式のフェザークッションを採用しています。コンパクトな意匠からは想像できないゆとりのある座り心地を得ることができました。

真鍮脚のTransit sofa brassは空港のラウンジやパブリックスペースなどの軽快感を求められるような環境に、木脚のTransit sofa woodはコンパクトなリビングルームやホテルのラウンジスペースなどの柔らかさと優しさが求められる環境に適していますが、どのような環境にも柔軟に適応するニュートラルな意匠となっています。

Transit sofa brass

Transit sofa brassとTransit sofa woodは、無駄がなく、コンパクトで座り心地の良い、シンプルの極みを目指して開発しました。特徴的な意匠を追い求めることよりも、より無駄の無い意匠性と機能性を如何にシンプルにバランス良く両立させることができるかどうか、それがこのソファで目指したテーマです。

ソファはリビングの空間を最も大きく占領する存在です。多くのソファはサイズによってその存在感を示そうとして大きく作られがちですが、実際の居住空間やラウンジスペースでは家具を効率よく配置した、ゆとりのある空間が求められます。この相反するテーマに対して、コンパクトでありながら、さらにソファとして求められる機能性とデザイン性の両面を追求したのがTransit sofaです。

できるだけ全体のボリューム感を抑えつつ、決して貧弱な印象にならないようにアーム、背もたれ、シートの厚みを調整し、座面の内部は小型のポケットコイルを採用することで薄いシートでありながら適度な反発力を持たせて快適な座り心地を実現させました。また、アームから背のラインを水平に揃えることによってコンパクトで無駄の無い印象を与え、アームの内側に僅かな膨らみを持たせることでシンプルなデザインの中に微妙な艶やかさを演出しています。この膨らみによって座った際に身体を優しく包み込むような感触を得ることができ、そして様々な体型にフィットするように、身体を預ける背もたれには可動式のフェザークッションを採用しています。コンパクトな意匠からは想像できないゆとりのある座り心地を得ることができました。

真鍮脚のTransit sofa brassは空港のラウンジやパブリックスペースなどの軽快感を求められるような環境に、木脚のTransit sofa woodはコンパクトなリビングルームやホテルのラウンジスペースなどの柔らかさと優しさが求められる環境に適していますが、どのような環境にも柔軟に適応するニュートラルな意匠となっています。

Trustworthy little sweethearts

当社のソファには、水平方向に直線的に広がったもの、木部に支持された日本的な佇まいがあるもの、ファブリックやレザーが緊張感を持ってピンと張り込まれたものが多くありました。そのような固定した印象から抜け出し、もっと優しい表情の柔らかなソファを作ろうと考えました。Trustworthy little sweetheartsは、親と子供たちが自宅のソファでゆったりと寛いでいる情景をイメージして付けた名前です。パーソナルな存在感とモダンな佇まいのソファを目指し、身体全体がクッションに包まれるような優しいソファの製作に挑戦しました。

手前から背もたれに向かって傾斜を付けて立ち上がっているアームは、1本のステッチラインで縫製されており、この中心を通るステッチに向かって両側からカーブした優しい面でアームや背もたれを形成しています。この形状によってフレーム全体に柔らかさと一体感を作り、さらにフレーム全体のボリューム感を抑えることができました。外側のフレームに包み込まれるように背中とアームの両サイドに配置されたクッションがダブルのレイヤーとなり、安定した柔らかな感触を実現しています。座面には反発力と復元力のあるSバネを採用し、座り心地を高めました。アームが前方に傾斜しているので、ソファ側面からクッションが見え、アームとクッションの形状の違いがソファフレームの存在を強調しアクセントとなっています。

真鍮のロストワックス製法による脚は脚先をラッパ状に鋳造したアジャスター機能を備え、安定感を確保しつつ、独特の意匠性を生んでいます。また、脚を繋ぐ貫は真鍮の押出成形によって作り、真鍮の脚と貫がソファの柔らかなシェルを支持しています。優しさと凛とした佇まいが同居し、コンパクトでリラックスできる座り心地のソファとなって完成しました。

The silent pacific sofa

このソファは、太平洋のように広く大きな海が静かに凪いでいる景色に浮かぶ、日本という島をイメージの源泉としています。太平洋は日本から遥か北米の海岸線から南米の海岸線まで果てしなく続く、世界で最も大きな海です。その大きな太平洋に浮かぶ小島が日本という島国です。

日本からはその大きな太平洋を見ることができますが、その海原の先がどこまで続いているのかは計り知れません。また、日本と韓国、中国の間に位置し、中国大陸と日本を隔てる日本海は、太平洋と異なる姿と色をした海です。その海を越えて渡ってきた中国や韓国などの大陸文化が、この東の果ての小さな島国に留まって、独自に進化を遂げました。今では中国や韓国などの国々では失われてしまった貴重な遺産が、日本には全国各地に数多く残され、今でも大切に生き続けているのです。そのような日本を取り囲む太平洋のような、雄大なスケールを感じることができるソファの在り方をイメージしました。

座面は出来るだけ薄く保ちながら、クッション性のある快適な座り心地を目指しました。反発力と復元力を持たせるために、100ミリの座面内部に50ミリのポケットコイルを使用し、表面が滑らかな稜線となるように、フェザーバッグを入れて、細やかな触感に仕上げました。ソファ本体には柔らかな佇まいを持たせるために、クッション性のあるウレタンと樹脂綿を入れて、全体に優しい表情を纏わせています。

座面を大きく確保し、この座面を床の他のもうひとつの生活するレイヤーとして捉えて、畳の上で寛ぐようにソファの上に裸足で横たわり、音楽を聞きながら読書をしたり、子供たちやペットと一緒にゆっくりと寛いだりできるような空間を作り出しました。低く抑えた背もたれは、空間の中での座面の大きな広がり感を際立たせています。柔らかさと背当りとしての機能性は十分に満たしていますが、付属するマチ付のクッションがさらに背中をしっかりとサポートします。

ロストワックス製法で作った、アジャスター機能付きの真鍮の脚は緩やかに伸びて、脚先はラッパ状に広がり地面をしっかりとホールドします。真鍮脚は、地色である黄金色のタイプと黒染めをしたグレー色から選ぶことができます。グレー色は真鍮を触媒反応によって染色してあります。この染色技術は塗装ではないので、退色しません。脚を繋ぐ貫は特殊な形状の金属棒で、押出成形という製造法によって製作しています。金属の塊に数百トンという圧力を掛けて型の中を通過させることで、特殊形状をしたパイプが押し出されて出来あがります。

様々な用途に対応できるように多くのサイズバリエーションを用意しました。ディベッドやオットマンなどを単体で使用することもできます。

Horizontal sofa

Horizontal sofaはこれまで製作してきた数々のソファ作りの経験をひとつに集約したソファであり、また、新しいソファの在り方を提示するソファでもあります。Horizontalという名のとおり、水平方向へ広がり、軽やかに浮かび上がったようなイメージを実現したソファです。

このソファの新規性のひとつは、真鍮の脚と、その脚を繋げる真鍮の貫です。この脚と貫はそれぞれ違った製造方法によって出来ています。

脚はロストワックスという鋳造方法によって、貫は押出成形によって製造しています。ロストワックス製法は細かな装飾性のある仏具などに使われています。押出成形は窓枠サッシなど、精度が求められ、長さが必要な製品の製造方法です。真鍮の押出成形を行っている企業は国内にも京都に1社しかありません。また、ロストワックス製法で鋳造している会社も富山県高岡市や日本全国でも僅か数社のみとなっています。このような真鍮の製造方法を組み合わせて、美しい有機的な曲線と曲面が融合したベースが出来ました。このベースの脚によって真鍮の艶のある表情が品格と華やかさを生み、ソファ全体が浮かび上がったような軽快感を作り出しています。

薄い座面と両サイドに繋がるサイドアームの高さは、水平方向へ伸びやかな広がりを生み出しています。座面の構造は座り心地に柔らかさと適度な反発力を実現させるため、ベッドに使われるポケットコイルの小型のパーツを採用しました。ポケットコイルを支える下地にも、ソファの弾力を高めるためのSバネを使用しています。ポケットコイルの上にウレタンシートを、さらに座った時の繊細な触感と柔らかな膨らみを生み出すためにフェザーバッグを載せ、その上にシート状の樹脂綿を敷いて、フェザーの細かな凹凸を解消しています。そして、最後にレザーやファブリックを張り込みます。ソファ内部は木枠といわれる木の構造体が全体の芯材となっており、この木枠の構造がソファの全体の強度と重さを決めているのです。このような多くの要素を複合的に組み合わせて、ひとつの製品を作っています。

Horizontal sofaは水平方向へと広がる意匠によって、アームの存在感が空間の妨げになりません。アームは座面よりも硬く作ってあるのでトレーを置いたり、本を置いたり、または座ったりという様々な使い方が可能です。また、背中をホールドする斜めに立ち上がった背もたれはやや高めに設定しているので、深く座っても十分に背中を支えてくれます。私たちのこれまでのソファでは、プロポーションを意識するあまり低い背もたれのソファが多かったのですが、全体のホリゾンタルな広がり感を阻害することなく、実質的な座り心地を重視した背の高さに設定しました。

この製品は日本国内のみのお取り扱いとなります。
日本国外の方は ē De Padovaよりご購入いただけます。

Linate sofa (NEW)

Linateは2001年に発表してからこれまで、基本的な仕様変更はせずに製作してきました。木フレームの脚に支えられた、シンプルな背もたれと座面で構成された姿は、私たちのデザインコンセプトである簡潔性を体現しています。長く支持いただいたLinateを、これまでのシンプルで東洋的な佇まいを残しながら、内部構造も含め細部に至るディテールを丁寧に進化させました。

木脚の表面には緩やかな膨らみと玉縁による装飾はそのままに、本体部分にもパイピングを回すことで、フォルムの輪郭が浮かび上がります。シンプルな意匠と細やかなディテールを繊細に調整しながら、これまでの美しいLinateを継承させました。また、背クッションを標準装備することで、今まで以上に幅広いシーンとレイアウトに合わせることもできます。

Context sofa (NEW)

このソファの特徴は、サイドテーブルや肘掛けをオプションパーツとして取り付けられることです。真鍮脚の貫部分に、肘掛けやテーブルのパーツを差し込んで固定させます。オプションパーツは、座の前や横、間に取り付けられるサイドテーブル、肘や枕として使用できる肘掛け、背面側に取り付けて本棚や飾り棚として使用したり、傍らに置くチェアのサイドテーブルがあり、その組み合わせは45通り。その中でも7通りを基本の組み合わせとして提案しています。もちろんソファ同士・追加パーツの組み合わせも考えると315通り以上の組み合わせが可能ですので、使い方や過ごし方に合わせた、快適な組み合わせを見つけることができます。 

ボリューム感を保ちながら、コンパクトなサイズ感に仕上げました。ソファとして大切な座面と背もたれから得る心地良さを実現させながら、デザイン面では肩肘を張らない、軽やかさやカジュアル感を纏う、シンプルなデザイン性も追求しました。

The Suite room (NEW)

このソファの原型はル・コルビュジエがデザインしたLC2の構造を模しています。LC2はスチールパイプを曲げて作ったフレームに、固定されていないクッションを収めるだけのシンプルな構造で、座面と背クッションのボリュームが小さく、どのような空間にも合う優れた柔軟性を持っています。今やソファのマスターピースとなったLC2をこのソファのデザインのベースとし、パイプの代わりに木の無垢材を構造体として、別の形態のソファへと転化させた、ル・コルビジェへのオマージュでもあります。 

The Suite roomはこれまでのSuiteのフレームとクッション性をブラッシュアップしました。木フレームの断面形状は柔らかさとシャープさを併せ持つ楕円形状とし、アームと脚は顎だしでジョイントとすることでそれぞれのパーツが滑らかに繋がり、無垢材の質感をより引き出しています。楕円形状のフレームはクッションと馴染み、ソファ全体に一体感が生まれました。また、背と座のクッションの内部構造は復元力を持ちながら、より快適な座り心地へと向上させています。

納期はお問い合わせください。

Aquarius sofa (NEW)

有機的な表と裏の両面を1本のステッチラインで繋げてシャープな端部にすることで、ソファとしてのボリューム感を持ちながら、無駄のないモダンさと端正な印象を生んでいます。

座面は膨らみの中に極力薄く軽快なデザインと快適な座り心地を実現させるために、金属のフレームで強度を確保し、ウェービングテープと復元力のあるウレタンを採用。

フラットバーで構成した脚は、本体と脚の設置部分に空間を持たせることで浮遊感を出しました。

Concerto sonata (NEW)

日本の地域産業のコンチェルト・ソナタ

細やかな装飾が施された仏具や茶道具を真鍮やブロンズで鋳造する際、原型を蝋で作り、外側に石灰層の皮膜による鋳型を製造します。その鋳型の中に溶かした真鍮などの金属を流し込むロストワックス鋳造と言う製造方法が使われています。現在この工法を専門とする鋳物工場は日本に数社しか残っていません。

真鍮で作られたこのソファの脚部は、富山県高岡市にあるロストワックス工場で一つひとつ手づくりしています。その4本の脚を繋ぐ貫は、独自の金型を用いて真鍮を押出成形する京都に唯一残る工場で作られています。また、ソファに合わせたサイドテーブルは北海道の自社工場で、ソファ本体は宮城県で製造しています。ソファ内部の木部とウレタンや化繊綿などの下地を成形し、生地や革で全体を包み込んでソファが出来上がります。日本国内の産地が協業することで地域の特徴が組み合わされ、まるで協奏曲のように多彩な音色が重なって美しい楽曲となるように、一つの製品を生み出しています。

The Vacation (NEW)

削り出した無垢材をシームレスに繋いだフレームに、柔らかいクッションを贅沢に組み合わせたソファです。深く沈み込み、豊かな座り心地を与えるフェザークッションは、背・座・アームのクッションをファスナーで繋いで崩れを防ぎ、フレームに巻いたベルトがデザインのアクセントとなっています。快適で、洗練されたプロダクトを作り出すために、それぞれの細やかな要素が連動して成立したソファです。 

程よいルーズ感のあるクッションをソリッドな細身のフレームが支え、成熟した印象を与えます。

The horizon of the floating layer (NEW)

空間の中でふわりと浮かぶ、快適な居住環境をイメージしたシーティングシステムです。リビング空間で水平方向に広がり、温もりのある無垢材のウッドフレームがフロアレベルから浮き上がることで、空間にもう一つのレイヤーを生み出します。スリムなシートを支持するウッドフレームはウェービングテープ構造によって座面に適度な弾力の基礎を作り、シートとバックレストはこれまでのソファシートよりも深いストロークの優しい座り感を実現しています。脚はソファの内側に位置しているため、立ち上がって移動する時などにソファの脚に触れることがなく、動きを快適にします。

空間に浮遊し、自在なレイアウトで変化を生み、自然環境のような有機的で躍動する空間の在り方に変えることができるシーティングシステムです。

living environment for ecosystem (NEW)

全身の力を抜いて身体を預けることができる快適性を、シンプルなスタンダードデザインのソファの在り方の中で追求しました。本体の座面はベースシートとシートクッションの2層で構成し、ベースシートの内部にはウレタンを積層して適度な弾力を持たせています。シートクッションの芯材にはウレタンフォームを使用し、その芯材を化繊綿で包むことでソフトな感触を作りました。同じ内部構造の背クッションを添えることで、座面と背中面の弾力を近づけ、座った時に身体全体を同じ柔らかさが包み込みます。身体に心地よい快適性を与えるソファシステムを目指しました。

ソファのサイドや背面に設置するテーブルを選ぶことができます。テーブルを組み合わせることで伸びやかな広がりのある空間を作り、異なる素材の組み合わせが多様な表現を可能にします。

タイムアンドスタイルのニュースレターにご登録いただいた方には、ショップ情報、製品、イベントや展覧会などの最新情報をお届けいたします。

メールアドレスは、ニュースレターの配信にのみ使用させていただきます。