岩岡純子、岡田和枝、重田佑介、林頌介

今回開催されるSCENE6 “playing”は、岩岡純子氏、岡田和枝氏、重田佑介氏、林頌介氏、4名の美術家・デザイナーたちが、Time & Styleの家具やプロダクト、様々なマテリアルやテクスチャー、このインテリアショップという賑やかな空間を表現の場とし、いかに美術の展覧会を作り上げられるか、それぞれの美術家・デザイナーが持つ手札でどのような切り口をみせられるのか、そんな興味から企画されました。
4名それぞれの美術へのアプローチは様々で、岩岡氏は美術書や図録などを通して知る西洋絵画と、現代の日常的な風景を組み合わせ、異なる時代や場所のイメージが交差する絵画作品を。岡田氏は絵画的な思考を基盤に、立ち会った場に呼応して様々なメディアを使って視覚的に見せるインスタレーション作品を。重田氏は映像の最小単位であるピクセルを用いて、緩やかに絵画や彫刻を横断しながら、空間と重なりあうメディアアート作品を。林氏は、美術とデザインのあいだを行き来しながら、モノを成り立たせる形式にずれを与え、普段は見えにくいその仕組みを浮かび上がらせることで、表現のあり方を問い直す作品を。
美術家・デザイナー4名と、5人目としてのTime & Styleが、互いの色を持ちながら、双方で軽やかにラリーをするように反応しあえる展覧会です。ぜひご高覧ください。
(企画:バナナアート)
2026年11月7日(土)ー 11月30日(月)
Time & Style Midtown
港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウンガレリア 3F
11月7日 (土)
17:30 – オープニングパーティー
Workshop
『椅子』を描くワークショップ
Time & Style Midtownにて、店内の椅子を実際に見ながら描くワークショップを開催いたします。椅子を囲み、形や素材、佇まいを観察しながら、それぞれの視点で絵を描きます。
後日、作家・岩岡純子と林頌介が、参加者の皆さんが描いた絵を印刷し、Time & Styleの既存カタログに新たなページとして加えます。実物を見て描いた椅子の絵のページが加わることで、特別な1冊のカタログが生まれます。
展覧会『SCENE6 “playing”』(会期11/7-11/30、会場Time & Style Midtown)では、ワークショップの椅子の絵を11/7のみ展示いたします。また制作した特別なカタログは会期中、会場でご覧頂けます。展示した皆さんの絵は、その後お持ち帰り頂けます。
開催日 2026年10月17日(土)
時 間 11:10-13:00
場 所 Time & Style Midtown
定 員 約15名
持ち物 なし
対 象 子どもから大人まで
参加費 2,000円
当日のご連絡先 03-5647-8321
【お申し込み方法】
参加をご希望の方は、こちらのメールアドレス iwaokasumiko@yahoo.co.jpに件名「ワークショップ」と添えて、「お名前、ご年齢、参加人数、ご連絡先」を記載してご連絡ください。
申し込み締切は10/16 20時まで。
ワークショップ担当 岩岡純子

Artists

岩岡純子 Sumiko Iwaoka
2009年、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了。
図録や参考書から名画の図版を切り抜き、コラージュと油彩を組み合わせた作品を制作している。
名画の登場人物が、作者の毎日の生活の半径数十メートルの風景に現れたかのような場面を描き出す。
初作品集『TIME LEAP』をDOOKSより出版。

岡田和枝 Kazue Okada
2005年、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了。
絵画を基盤に、作品が展開される場に呼応しながらインスタレーションや空間構成、ディレクションへと活動を展開。
素材、空間、場との関係性から新たな表現を試みている。国内外で作品を発表。

重田佑介 Yusuke Shigeta
2008年、東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。
フェナキストスコープやゾートロープをはじめとする“広義のアニメーション”への関心を起点に、メディアアート領域で活動。
デジタルのピクセルを仮想世界と実世界を繋ぐ接合点として捉え、空間的に鑑賞・体験する大型インスタレーション映像を制作。近年はデジタル表現にいかにして“物質としての時間性”を与えられるかに関心を寄せている。

林頌介 Kohsuke Hayashi
2013年、東京藝術大学大学院美術研究科後期博士課程修了。
東京を拠点にアーティスト/グラフィックデザイナーとして活動。
作品制作とデザイン業務の二つの実践を行き来しながら、構造、形式、素材、過程、文脈、時間、規則、配置、順序、運動、差異などを操作対象として、表現が成立する条件を探っている。