第57回 技能五輪全国大会


日程:2019年11月14日(木)~18日(月)
競技 11月16日(土)、17日(日)
会場:愛知県国際展示場

今年も、タイムアンドスタイル ファクトリーから「技能五輪全国大会」に出場します。
日々、家具づくりを鍛錬している若者たちが全国から一堂に集まり、日本一の技能を目指します。
図面を読み取り、鉋(かんな)や鑿(のみ)などの手工具や木工機械を使い分け、2日間で出題課題のキャビネットを完成させます。ウォールナットやハードメープル、タモといった硬さや粘りが異なる木材を、特性に合わせた技術を駆使し、仕上げていきます。
これからの日本のものづくりを支えていく若者たちの挑戦にご期待ください。出場者
倉橋 司 (22歳、帯広市出身)
今野 翼 (21歳、釧路市出身)

技能五輪全国大会

若者の技能レベルを競う技術者の大会です。
「電気溶接」「曲げ板金」などの金属系、「電子機器組み立て」「工場電気設備」などの電子技術系、「機械製図」「抜き型」などの機械系、「ウェブデザイン」などの情報通信系、「タイル張り」「とび」などの建設・建築系、「美容」「日本料理」などのサービス・ファッション系など、全42職種に渡ります。23歳以下の若者が日本一を目指して、日々鍛錬している技術を競います。
2年に1度、国際技能競技大会が開催されます。国際大会が開催される前年の全国大会は国際大会の選考会となっています(今年は選考会ではありません)。

家具職種は、限られた時間内で出題課題である木製キャビネットを製作します。図面をもとに、鉋(かんな)や鑿(のみ)などの手工具や木工機械を駆使して加工し、2日間(11時間)で完成させます。図面を読み取り、形にしていくには、図面に寸法が指示されていない仕口の割り付けや金具の取り付け位置などは、自らの判断で適切に加工しなければいけません。課題では、ウォールナットやハードメープル、タモといった硬さや粘りが異なる素材を指定の部位に使い分けるので、木材の特性を理解した加工技術が試されます。また、技術のみならず、鉋(かんな)や鑿(のみ)の切れ味も仕上がりに大きく影響するので、どんな木材でもきれいに、正確に加工できるよう、道具の手入れも欠かさずに製作に励んでいます。