スタッフ紹介

早川 奏

プランナー

2017年 新卒入社

新潟県出身

入社した動機

大学で専攻していた授業でインテリアコーディネートを学ぶ機会がありました。そこでインテリアの楽しさを知り、インテリアや家具の道に進もうと決めました。タイムアンドスタイルを選んだ理由は、他のインテリアショップと違い、日本の伝統的な技術や産地の素材を活かした製品づくりをしていることと、製品を販売するだけの「物売り」ではなく、一人ひとりのお客様に合わせた提案をして、空間を作り上げるという点に魅力を感じたからです。

仕事内容/プランナー

まず、ご来店くださったお客様へのヒアリングから始まります。お客様のお住まいの環境や内装のテイストなどを伺い、ご希望の家具(ソファ、ダイニングテーブル、ベッド、チェア、キャビネットなど)の素材の選定を行います。木材の材種や色、張地のファブリックなどは多彩な素材を揃えているので、お住まいの空間に合うものを提案します。お客様のご自宅へ訪問し、実際の空間を拝見しながら素材選びや家具の配置を提案する「現調」も行っています。
製品の仕様が決定したら、発注、製作、お届けとなります。お届けの際にもプランニングスタッフは立会い、完成した家具の配置を含め、お手入れ方法やこの先永く安心してお使いいただけるよう、張替や修理についてもご案内します。

プランニング以外に、私はテーブルウェア全般を管理する担当を任せていただいています。業務内容は、店内のディスプレイ、棚卸し(在庫管理)、売上の集計や分析、作家さんの展覧会の企画・運営など多岐に渡ります。ディスプレイでは、店内の家具のレイアウトが変わった時や季節感を表現したい時、ダイニングテーブルの上に食卓の風景をセッティングしたり、キャビネットに食器を仕舞ったりと、試行錯誤しながら手を動かしています。ディスプレイによって家具の見え方や空間の雰囲気が変わり、お客様の反応も変わるので、その変化を楽しみながらやっています。

仕事のやりがい

インテリアだけにとどまらず、ライフスタイル全般の提案ができることです。家具の他に、カーテンや照明、食器や花器などの生活アイテムも取り扱っているので、お客様に合わせた生活スタイルを提案させていただいています。

また、間取りや空間に合わせて、セミオーダーや造作家具といった自由度の高い製品を実現できるところはタイムアンドスタイルならではなので、お客様の希望にお応えし、ご納品した際に喜んでいただけたときは私も嬉しいです。

仕事で苦労したこと

一つは、特注家具の難しさです。
当社の家具は設計の自由度がとても高いです。ですが、その反面、お客様のご要望のみで進めてしまってはタイムアンドスタイルが提案する家具や空間のイメージを作り上げることはできません。なぜお客様が当社を選び、どこに魅力を感じてくださったのかを深くヒアリングして、お客様が求めるものに寄り添いながら提案することは簡単ではありません。タイムアンドスタイルのことを私自身が深く理解し、自分の中に落とし込み、自分の言葉でお伝えできなければ、お客様のご期待を超えることはできませんので、製品が生まれた背景なども深く考えるようにしています。

二つめは、受注生産の難しさです。
私たちの製品は、展示品以外の素材やサイズなどをお選びいただけるので、実際に見たり触れたりすることができない製品をご説明するのはとても難しいです。ただ、新しい家具を置くことで生活がより快適になるように、住まい方や生活スタイルをヒアリングして、お客様のことを理解するように常に心掛けています。製品だけの説明にとどまらず、住まい方までイメージしていただけるようにお話しすることは難しい部分でもあり、プランニングスタッフの大切な役割でもあると自覚しています。

今後の目標

より多くのお客様のお部屋をプランニングして知識を高め、幅広い提案ができるプランナーになりたいです。また店内ディスプレイの経験を生かして、店舗やホテル、モデルルームなどのような、個人邸以外のディスプレイにも挑戦してみたいです。自分がチャレンジしたいことを後押ししてくれる会社なので、コツコツと努力をして活躍の場を広げていきたいです。

松崎 亮平

店長、プランナー

2014年 中途入社

埼玉県出身

入社した動機

人生の転機とも言える30歳の時に、自分が一生続けていける仕事は何だろうかと考え、それまで10年間携わってきた映画関係の仕事を辞めて、以前から興味を持っていたインテリアの仕事に挑戦しようと思い立ちました。インテリア関係の求人を探している中で、タイムアンドスタイルの存在を知り、日本古来の意匠性を取り入れ、伝統技術を生かした製品づくりは、私の本質的な趣向と合致していたので応募しました。1次面接後の体験入社(トライアル)で、見えていなかった仕事の内容や雰囲気を知ることができ、入社したい気持ちがより強くなりました。

仕事内容/店長、プランナー

店長は、店舗の代表として責任ある立場ですので、スタッフの模範でなくてはいけません。様々なことに精通していることが望ましいと思いますが、私は建築やデザインを学校で学んだわけではなく、専門知識がなかったので、入社してから勉強し、実務を通して知識と経験を積みました。
また、タイムアンドスタイルの活動をお客様に伝えることが最も重要な仕事ですので、コミュニケーションはとても大切だと考えています。社会人として身に着けたそれまでの経験を生かして、全国の職人さんによって生み出された家具や食器を、自分の言葉で伝えることが私の役割だと思っています。

仕事のやりがい

タイムアンドスタイルの製品で構成された世界を表現する場が店舗だと思います。私たちの手で作り上げた店舗空間をご覧になったお客様の声を聴き、お客様に直接私たちの考えをお伝えすることで共感を得ることができる仕事です。私たちが自信を持ってお勧めしたものに対して、間近でお客様の反応を見聞きできることは、何にも代えがたいやりがいのある場所です。

仕事で苦労したこと

それぞれの店舗には、様々な目的を持ったお客様がご来店してくださいます。店舗によって客層も異なり、幅広い年齢層の方や海外の方もいらっしゃいますので、お客様の暮らしや価値観を理解することが大切だと思っています。これまで歩んできた暮らしや時代を知ることや幅広い分野に関心を持って、普段の生活から常にアンテナを張り、学ぶ姿勢を持つことが重要です。どのようなお客様にも、プロとして提案できるように日頃から準備しておくことは難しい部分ですが、とても大切なことだと感じています。

今後の目標

たくさんのお客様に私たちの家具や食器を気に入っていただき、永く暮らしに寄り添える提案を実現し続けたいと思っています。
今後、海外でもタイムアンドスタイルのことを知っていただき、世界中の人々の暮らしに私たちの製品を届けていくことになりますので、いずれは海外の店舗で働きたいと思っています。そのために知識だけでなく、語学の勉強もしています。

内藤 諒

法人営業

2014年 新卒入社

新潟県出身

入社した動機

きっかけは学生時代に北海道・旭川市を訪れたことです。
大学では建築(主に住宅)を学んでいました。当時から家具は好きで、20世紀を代表するデザイナーや建築家によってデザインされたデザイナーズ家具と呼ばれるような家具が好きでした。一方で、日本で作られる家具は、インテリアショップへ足を運ぶものの、あまり詳しくはありませんでした。
大学3年の夏、学校の先生の勧めもあって旭川市で開催されていた旭川家具産地展(現:ASAHIKAWA DESIGN WEEK)へ、同期生数人で訪問しました。そこで初めて、日本で作られる家具にじっくりと触れ、木工の技術やデザイン、ものづくりの現場に魅せられて、家具業界を志すようになりました。学んでいた建築と合わせて、家具でより良い空間を作りたいと思い、東京に店舗を展開し、北海道でものづくりをしていたタイムアンドスタイルに魅力を感じて、履歴書を送り、現在に至ります。

 

仕事内容/法人営業

入社して8年目になります。入社時は、店舗のプランナーとして販売や製品の知識を学び、その後、家具のメンテナンスや納品施工・取付けを行うカスタマーサービスの経験を経て、現在はコントラクトデザインという営業に携わる部署に所属しています。
仕事は多岐に渡りますが、住宅系ではハウスメーカーやインテリアコーディネーターの方、設計事務所の方への家具営業や家具のコーディネート提案を、商業系では飲食店や物販店、ホテルや旅館、公共施設など、デベロッパーやゼネコン、ときには事業主様へ家具提案やデザイン提案を行っています。
また、提案内容は当社のオリジナル家具だけでなく、それぞれの案件に合わせてゼロからデザインを組み立てる特注家具から空間に合わせた造作家具や什器の提案から製作、現場への納品と現場管理を行っています。

仕事のやりがい

私の仕事は、成果が製品や空間として形に残るので、納品した時にお客様や一緒に仕事を進めてきた方に喜んでいただけたときは嬉しい瞬間です。特に、提案した家具が美しく空間と調和した時には感動もあり、家具を使って下さる方がいて、納品後にも実際に使われているところを見ることが出来るため、仕事に対しての手ごたえを感じることができます。
また、特注家具などの難しいデザインをお客様や製作工場と一緒に作り上げていくことや、建築に対して家具の納まりが厳しい案件を現場の職人の方たちと一緒に進めていく仕事は大変ですが、完納した時にはやはりやりがいを感じます。
仕事をご一緒させていただく方の中には、学生時代に本や雑誌で拝見していた建築家やデザイナーの方もおり、高いレベルの仕事を間近で見ることができるため、学びと経験がある環境もこの仕事の魅力だと思います。

仕事で苦労したこと

常に複数の案件を同時進行しているので、各案件のスケジュール調整やそこに携わる多くの方とのコミュニケーションは少し大変です。お客様と自分だけで完結する仕事はほとんどなく、特注家具は、社内の設計部と一緒に構造やデザインについて議論し、購買部とは納期や工程、工場の職人とは製造方法や仕上げについて話し合うので、様々な人が関わって仕事が進みます。また、大規模な建築現場では、事業主様、設計事務所、施工会社やゼネコンの現場監督、内装を仕上げる施工業者、配送業者から自社職人まで、多くの人たちの調整をします。ただ、一度関係性を築いた方たちとは、別の仕事でもご一緒する機会があったり、次の新しい案件に繋がったりと、様々な人と繋がることは仕事を続ける中で味わえる面白でもあり、楽しみのひとつだと思います。やっぱり大変なことは、やりがいにも繋がります。

今後の目標

私自身、知るべきことはまだまだたくさんありますが、いずれ自分で企画・開発したオリジナルプロダクトをつくってみたいと思っています。
また、空間提案の仕事をしてきた中で、自分で設計・デザインをした家を建てたいと考えています。その時にはこれまでお世話になった工場や職人の方々の力を借りながら、自分の考える気持ちの良い空間を楽しく作っていけたらと思っています。

佐藤 晴南

家具製造

2020年 新卒入社

北海道出身

入社した動機

幼い頃からものづくりが好きで、中学生の時に授業で作った本棚がきっかけで木工関係の仕事に携わりたいと思うようになりました。地元の帯広高等技術専門学院で2年間木工を学び、日本有数の家具の町として知られている旭川で家具づくりがしたいと思っていた私に、学校の先生がタイムアンドスタイルを紹介してくださったのが入社のきっかけです。

 

仕事内容/家具製造・加工

出勤後、仕事を始める前にまずみんなで工場内の掃除をします。掃除の後は、前日までに組み立てられた家具に使われた道具(クランプ等)を外して元の場所に片付け、先輩のみなさんがスムーズに仕事を始められように準備をします。この作業は、先輩たちが作り上げた製品を見て、学ぶチャンスでもあるので、経験が浅い私にとってはとても大事な時間です。そして、掃除や下準備が終わる頃には就業時間になります。私はキャビネットの扉や引出しの前板などのパーツの製作を担当しています。ほかにも、キャビネットの組み立てやテーブルの脚の加工を任せてもらっています。

仕事のやりがい

自分が製作に携わった家具が様々な工程を経て、お客様の手元に届き、使っていただけることがとても魅力的でやりがいを感じます。製作の現場では、お客様にお会いする機会はほとんどありませんが、先日の東京での研修では、店舗に立って、お客様に製品をご案内することができました。とても緊張しましたが、どのようなお客様が、どのような気持ちで家具を探されているのかを垣間見ることができ、お客様を想像しながら家具づくりをすることが出来るようになったように思います。

 

仕事で苦労したこと

力仕事が多い仕事なので、みなさんに比べて腕力が弱い私には大変に感じることもあります。機械加工の時には木材をしっかりと押さえて作業をしなければ、大きな怪我に繋がる可能性もあります。入社したばかりの頃は、手で押さえることが苦手でいつも奮闘していましたが、入社2年目には治具(加工位置を誘導するために用いる器具)などを使うことを覚えたので、加工がしやすくなって作業時間が縮まり、さらには加工精度が上がりました。

 

今後の目標

今は、2021年12月に行われる技能五輪全国大会に向けて、仕事が終わった後に練習を積んでいます。その後は、家具製作技能士1級の取得を目指し、自分の持っている技術の幅を広げて、難しい加工にも挑戦していきたいと思います。

迷った時や失敗した時に、いつも的確なアドバイスをしてくれる先輩が身近にいます。私もいつかその先輩のように、応用力をもっと身に付けて、いつどんなことが起こっても臨機応変に対応できる職人になりたいです。

スタッフデータ

スタッフ数 109 名(令和4 年8 月期)

 

 

私たちは、東京、北海道(製造)、オランダ・アムステルダムに拠点をおいて活動しています。

経験を生かして永く働ける環境を目指し、産休復帰率は100%となっています。

男女比率

年齢 全社平均年齢 38歳