A table in the silent forest

このテーブルは、存在感を消し去るような静かな佇まいを特徴として設計しました。テーブルとしての要素は最も簡潔な構成で組み立てています。1枚の天板と2枚の脚、そして2枚の脚を繋ぐ貫の4つのシンプルなパーツで出来ています。しかし、そのそれぞれのパーツのデザインと仕上げにこだわりました。

単純な構成で製品を作ることはプリミティブなだけで、洗練された表情にはならないからです。テーブルの存在感を消しながら個性と洗練を宿らせることを、日本では静動感といいます。静寂と躍動が同居する言葉です。

日本の工芸品である刀や漆、螺鈿などから社寺仏閣の佇まいに内在する静動感は日本独自の美意識であり、日本人が目指したものづくりの神髄でもあります。神社のように静かにそこに存在しながら、自然の風雨にも耐える白木で作られた神殿の神聖さ。そのような佇まいを持つ静かなテーブルの在り方を模索しました。

品番: T-494 / T-495 / T-496 / T-497
サイズ: W1600 〜 2200×D800 〜 900×H350
天板 / 脚: