Moon mirror

ダイニングテーブルMoon tableの天板にも施している、滑らかな曲面に削り出した木口形状をミラーのフレームにも採用しました。無垢材を削る工程には様々な試行錯誤を繰り返し、現在の形状に辿り着いています。

一般的に、木口面を丸く仕上げる場合には、アール形状を数値で指定して、その形状に合った刃物を用意し機械加工します。もちろん機械加工しただけでは終わらずに、その後、刃物で削った痕跡を消すための研磨作業を行い、滑らかな曲面にするための丁寧な加工が最後まで行われています。

機械加工のプロセスは世界中どこでもほとんど変わりません。しかし、製品の品質に差が生まれたり、仕上がりの滑らかさや繊細さに違いが出て来るのは、総合的な製造のプロセスにあるといえます。その重要なプロセスに材料の見極めがあります。材料の選定は材料の善し悪しだけではなく、その材料をどのように使うのが最も適しているかを判断します。材料をどの方向に組み合わせるかで、木材の表情も特性も変わってきます。さらに、製品を図面通りに自動制御機械CNCで加工、もしくはルーターという汎用機で加工した後の仕上げの工程で大きな差が生じてきます。図面通りに仕上げた製品の表情は、100社あれば100通りということです。

製品の目的地の定め方によってその製品に宿る命が変わってきます。そのひとつの工程の精度が曲面の仕上げにも現れてきます。私たちは図面では描けない曲面の僅かな傾斜や仕上がりを大切にするために、手作業による触感と見た目による印象と感性を大切にものづくりをしています。

品番: M-301 / M-302 / M-303 / M-304 / M-305
サイズ: W900×H900×D30 〜 1200×H2000×D30
フレーム: