Intersect

Intersectは、富山県高岡市の産業として、現在も多くの企業が伝統を継承して受け継がれてきた金属鋳物の技術を活用して製作したカフェテーブルです。この鋳物を製造しているのは、この高岡市の中でも100年以上にも渡り技術を受け継いできた「道具」という名前の鋳物製造の若社長にお願いして鋳造しています。

「道具」という名字が物語るように、金属鋳物の長い歴史があります。現在は鋳造するために砂型を使用していますが、昔はロストワックス製法という技法も活用して、幅広い道具を作っていたと思われます。この工場では、戦前戦後は海外に輸出するような彫刻作品やブロンズ像、仏像や仏具などを数多く製造してきました。しかし時代の変化と共に鋳造する製品は官庁の看板や、トンネル・橋などの竣工記念のプレートなどが中心となっています。

私たちはこの美しく繊細な鋳造技術を使い、工場と共に日本でしか出来ない家具に挑戦しました。今では私たちの製品の多くが「道具」で作られるようになりましたが、ここに至るまでには長い道のりがありました。取り組みの初期に製作した製品のひとつがこのIntersectです。一般的にはアルミかスチールで作られるカフェテーブルの脚ですが比重の重いブロンズを使用することで、サイズの大きな天板にも脚の重量によって安定感が得られます。脚の形状は安定感が保たれるデザインとなっていますが、脚先は飛行機の翼のような流線型にし、軽快なイメージと緊張感を持ちながら、柔らかさも同居させています。

品番: T-391 / T-392
サイズ: W700×D700×H720 / φ900×H720
天板:
脚:ブロンズ