Antonio, Carlos, Jobim

I-186 Carlos

少ない部材を使い、単純なデザインで製作も効率的に出来る椅子とは何か、そして、シンプルで明快な構成でありながら長い時間にも耐え得る強度を確保することができ、魅力を保ち続けることができる椅子とはどのようなものだろうか、という問いに純粋な答えを求めてデザインし製作してきました。製造は徳島県の技術力の高い椅子専門の工場で行っています。

Antonio Carlos Jobim はブラジルのボサノバミュージシャンとして最も知られた存在です。ジャズとブラジル音楽が融合して生まれた軽快で明るく心を豊かにする独特のメロディは、何気ない日常の時間を過ごすことができる音楽として世界中の人々に愛されています。

この椅子のエディションはAntonio Carlos Jobimの3つの名前の3部作になっています。この椅子は今から16年前にデザインし、今までに僅かな仕様の変更はありましたが、大きなデザインのリニューアルはしていません。椅子として最もシンプルな意匠を考え、私たちの考える椅子の原型として16年前から現在まで製作を続けています。

この3部作の中心に位置する椅子がCarlosです。Carlosは背柱を繋ぐフレームに背あたりのための笠木をバランスの良い位置に加えて、座った時の背中のホールド感を高めつつ、強度を上げる構造としています。このCarlosを3部作の原点とし、AntonioとJobimを派生系として加えました。Antonioは背柱を繋ぐ1本のフレームと座面と後脚と前脚で構成した、最もシンプルな構成となっています。Jobimは背中の笠木に加えて縦に1本の柱を立てることで、十字架とタイムアンドスタイルのロゴである「t」を表現しています。この3部作となる椅子が、Antonio Carlos Jobimの音楽のように日常の生活空間に自然に溶け込む音楽のような存在になってほしいと思っています。

I-185  Antonio
I-187 Jobim
Antonio, Carlos, Jobim
品番: I-185 / I-186 / I-187
サイズ: W420×D513×H792×SH420
品番:I-185C / I-186C / I-187C
サイズ:W420×D513×H792×SH450
フレーム:
ブナ – ソープ
オーク – ビーズワックス
ウォールナット – ビーズワックス
座:
ブナ – ソープ
オーク – ビーズワックス
ウォールナット – ビーズワックス

ファブリック張り(F) / レザー張り(L)