Wang

中国の明朝スタイルの椅子には背もたれが大きくラウンドした椅子が多くありますが、Wang のような背板のデザインも明朝を代表するスタイルです。細くしなやかな丸棒の後脚と背柱の強度を確保しながら、座枠と繋ぐことが大きな課題でした。また、座枠の小口面を内側に傾斜させたディテールによって繊細な表情を作り出しているのも、この椅子のもう一つの特徴です。背もたれの中央に立つ無垢材の背板も、背柱の曲線をなぞるように成形して曲線を同調させています。Wang は明朝の意匠を参照した製品の中でも、明朝時代のオリジナルに近い空気を纏っています。