The vertical lattice side chair

この椅子に求めた答えの一つは軽量であることです。片手で簡単に持ち上げて容易に移動できる軽い椅子です。そしてもう一つは、静かな佇まいで清楚に存在する椅子であることです。人の手によって、細部に渡り丁寧に作られているからこそ宿る、品格ある佇まいを大切にしたいと思いました。

日本人の精神性を感じるような静かな余韻を生み出すために、全体のフレームを極限まで細くする構成を試みました。同時に強度を確保するため、日本の古典建築やヨーロッパの伝統的なウィンザーチェアの強度の生み出し方を構造に取り入れています。