The bird chair

後方に飛び出した背板と前に伸びるアームの姿は、鳥が羽を伸ばして飛び立つ瞬間をイメージさせます。このフレームの構成は、新しい椅子の在り方として、独自の意匠性と新鮮な存在感を目指しました。深い座面と背中のホールド感は、椅子の繊細なイメージに反して、安定した座り心地を実感することが出来ます。また、座面は構造的に強度を確保できる限界まで薄くしました。これは、前脚と後脚との接点も考慮して座面の厚みを計算しなければなりませんが、座面を薄くすることで全体的に軽快感が生まれました。椅子は後ろや側面からの姿を目にすることが多く、伸びやかな美しさが問われる製品です。